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JBBFのフィジークに出場するも惨敗でした!2019年の減量まとめと増量期の過ごし方について

大会出場

こんにちは!小川(@result_blog)です。

2019年7月28日(日)に開催された「第2回埼玉県フィットネスオープン選手権大会」のメンズフィジークに出場してきました。

シモンさんのチャンネルでアップされていた動画に、ステージの様子が少しだけ映っていたのでリンクを貼っておきます。

※8分11秒~8分49秒。白いパンツの124番が僕です。

結果からお伝えすると「予選落ち」だったのですが、今できることは全てやりきったと言えるだけ本気で取り組んできたので、後悔よりも来年に向けたポジティブな気持ちの方が強いです。(もちろん、もっとできることや改善できることばかりではありますが…)

この記事では2019年3月4日から行った減量の様子を振り返って、今回の減量で良かったことや悪かったこと、今後の過ごし方についてまとめていきます。(2019年最後の減量記事となります。)

僕自身が勝てていないのでコンテストに向けて減量している方には全く参考にならないと思いますが、「コンテストに参加してみたい」・「ダイエットしたい」・「少し体を絞りたい」という方に、何かしら得られるものがあるように僕の経験を全てまとめました。

少し長くなってしまいましたが、是非チェックしてみてください!

これまでの減量記事はコチラからご確認いただけます。

2019年3月26日の身体の状態 2019年7月の大会に向けて減量スタート。1か月経過で-3kg達成も課題は山積みです。 減量開始2か月目の様子 減量開始2か月で体重-5.8kg、体脂肪率-2.4%達成するも、まだまだ落とせそう。筋肉は残るのか? 2019年6月8日の身体の様子 減量開始3か月で体重-7.3kg、体脂肪率-4.1%を達成するも、課題は山積み。フィジークのポージングが難しい 2019年6月23日の身体の様子 フィジークの大会まで残り5週間。水抜きや塩抜き、カーボローディングなど予定している調整方法を共有します。減量4か月で体重-8.5kg、体脂肪率-4.1% 2019年7月12日の身体の様子 フィジークの大会まで残り2週間。チューブを使ったパンプアップ方法を共有します。減量4か月半で体重-9.6kg、体脂肪率-5.4% 減量終了 減量末期に1週間で体脂肪だけを落とす方法。フィジークの大会まで残り1週間!5か月で体重-10.2kg、体脂肪率-6.5%

2019年の仕上がり体重は64kgでした。来年はどこまで増やせるか?

当日の朝はブラックコーヒーを飲んでから半身浴をして、最終的な水抜きをしました。お風呂上がりの体重で64.1kg、体脂肪率は6.0%でした。

減量をスタート時(2019年3月4日)は体重76.3kg、体脂肪率12.7%だったので、最終的に【体重-12.2kg、体脂肪率-6.7%】という結果になりました。

減量開始時に写真を撮り損ねるという致命的な凡ミスをしてしまったのですが、2週間後(2019月3月18日)との写真を比較するとこんな感じです。

2019年3月18日の身体の様子(正面)

2019年3月18日の身体の様子(体重74.4kg、体脂肪率12.6%)

2019年7月28日の身体の様子

2019年7月28日の身体の様子(体重62.1kg、体脂肪率6.0%)

2019年3月18日の身体の様子(体重74.4kg、体脂肪率12.6%)

2019年3月18日の身体の様子(体重74.4kg、体脂肪率12.6%)

2019年7月28日の身体の様子

2019年7月28日の身体の様子(体重62.1kg、体脂肪率6.0%)

こうやって並べてみると、結構変わっていますね。(脚は随分細くなりました…)

何となくのイメージで「仕上がりは68kgぐらいかな?」と思っていたのですが、フタを開けてみたら予想を4kgも下回ってしまいました。全然筋肉ついてなかったです…orz

単純計算ではありますが…

  • 増量時:76.3kg×(1-0.127)=66.61kg
  • 減量時:64.1kg×(1-0.06)=60.254kg

除脂肪体重で6.3kgほど違っているので、筋量も結構落としてしまったかなと思います。(現在は夕食後で69.3kgで体脂肪率7.4%だったので 69.3kg×(1-0.074)=64.17kg です。水分量を加味しても2.5kgぐらい筋肉が落ちたかもしれません…)

実際、トレーニングで扱う重量もかなり落ちてしまいした。以前記事にも書いたのですが、体脂肪率10%を切ってからの重量の落ちが激しかったです。

2019年5月:筋トレ実践経過報告(体脂肪率10%を切ってから重量の落ちが酷い)

体脂肪率10%を切ったタイミングでガクンと使用重量が落ちた後は、あまり重量の変化が無かったので、ここをいかに乗り越えるかは、次回の課題の1つです。

よく「絞ってみないと強みも弱点も見えてこない」という話がされますが、これは本当ですね。絞ってみて、改めて自分の弱点を痛感しました。

自分が思う身体の弱点
  • 大胸筋(特に上部)
  • 三角筋(特に前部)
  • 背中の広がりと厚み(広背筋と僧帽筋中部・下部)
  • 腹筋

…って、ほとんど全部ですが、たくさん伸びしろがあると解釈しています!

自分が思う身体の強み
  • 三角筋後部
  • ウエストや手首の細さ

僕の身体の中で発達していると感じる部位は「三角筋後部(リアデルト)」です。自分で言うことではないですが、ここだけ良いですよね。

あとはウエストや手首の細さは持って生まれた強みだと感じています。今は全体的に細いですが、筋肉を発達させることができたらメリハリはつけやすいんじゃないかなと思います。

176cm超級で仕上がり体重64kgというのは非常に軽いです。恐らくステージ上で僕が一番軽かったはず…

仕上がり体重が10kg違うのはデフォルトで、人によっては20kgぐらい違っていたので、これだと相手にならないです。ステージ上で『みんなデカいな…』と思っていました。

筋肉をつけるのはとても難しいな…と思っているのですが、来年はどれだけ成長することができるのかが今から楽しみですし、すごくモチベーションが上がっています。

2019年の減量(食事)まとめ。良かったこと・悪かったこと

主に食事の話となるのですが、今回の減量で良かったことと悪かったこと(次回の改善点)をまとめていきます。

動画にもまとめていますので、合わせてチェックしてみてください!

ローファットのみで絞り切ったのは自信になったが、やり方が下手だった。

今回は最初から最後までローファット(脂質制限)でやり切りました。切れ食いやチートデーを入れることなく絞り切ったのは自信となりましたが、反省点は多いです。

最終的な摂取カロリー(最後の1週間)は1,600kcalでPFCバランスは「炭水化物:脂質:タンパク質=4:1:4」ぐらいでした。ここまで落とすと、確かに絞れるのですが、明らかなエネルギー不足で頭が回らず、常に食べ物のことを考えていました。気力もなくなり、日常生活が破綻します。(笑)

問題点は大きく2つだったと考えています。具体的には「増量時の摂取カロリーが低すぎたこと」と「カロリーを落とすのが早すぎたこと」です。

増量時の摂取カロリーが低すぎた

増量時は「摂取カロリー>消費カロリー」にする必要があり、減量時は「摂取カロリー<消費カロリー」とする必要があります。当たり前のことなのですが、この公式の重要性に改めて気づきました。

というのも、減量時は基本的に摂取カロリーが減る方向にしか進みません。徐々にカロリーを削っていくわけですが、スタートの摂取カロリーが低ければ低いほど、減量末期に摂れるカロリーが少なくなってしまいます。

減量で食事で苦労しないためには、増量時にどれだけ摂取カロリーと消費カロリーを上げられるかがカギになると考えます。(増量時にひたすら食べて脂肪だけつけても意味はないのが難しいところです。)

去年のオフは好きなものを好きなタイミングで好きなだけ食べるというダメダメな食生活を送ってしまっていたのですが、オフこそ食事に気を使って、なるべくクリーンな食事で摂取カロリーと消費カロリーを増やすことに努力するべきですね。

なので、今はかなり食事に気を使っています。自分の中だけでやると怠けてしまいそうなので、Twitterを活用して食事内容を垂れ流しています。(誰得?という感じですが。笑)

自分でも驚いているのですが、昔と比べると明らかに食べることができる量が増えています。

これまでは朝はお腹が空かなくて飲み物に頼っていたのですが、減量期で固形物を食べるようにした結果、身体が固形物を欲するようになっています。

量を求めると「鶏胸肉(皮なし)」に戻ってくるもので、現在進行形で1日600g~750g程度は食べています。結果的にタンパク質は十分すぎるほど摂れてしまっているので、今はほとんどプロテインを摂っていません。

食欲だけを基準に考えると、3,000kcalだと全然足りなくて結構我慢しています。筋トレ中のマルトデキストリンを抜いて固形物を食べるようにしてるぐらいです。(笑)

身体の様子や扱う重量を確認しながら1週間単位で摂取カロリーを少しずつ増やしていきます。

家の体重計で体脂肪率が10%を切ったタイミングで使用重量がガタ落ちしたことを考えると、10%前後で維持するのが良いのかもしれないなと考えています。

カロリーを落とすのが早すぎた

今回の減量では、減量に入ったタイミングですぐにカロリーを(結構な量)落としてしまいました。具体的には「アンパンや和菓子などの間食をやめる」ということから始めてしまいました。

アンパンは1袋500kcal程度で、和菓子は1つ200~300kcal程度あると思います。ちゃんと計算していなかったのですが、恐らく1,000kcalほど一気に削る形となってしまっていました。

1日1,000kcal削れば体重は落ちますが、その後に切るカードが無くなってしまって困りました。

まずやるべきは「摂取カロリーはそのままで、摂取タイミングを変える」からが正解だと考えます。

「朝から夜にかけて摂取カロリーを減らしていく」・「トレーニングの前中後に炭水化物を集中させる」という2つを意識することができれば、摂取カロリーはそのままでも体重に変化があるでしょう。僕は減量の中盤以降で摂取タイミングを変えてみましたが、普通に体重と体脂肪が落ちていきました。

僕の場合であれば、いきなり間食をやめるのではなく、好き勝手食べていた間食をトレーニング前後に集中させることからやれば、もう少し楽に減量を進めることができたと思います。

ローカーボ(糖質制限・ケトジェニック)や他の食材も試すべきだった

今回の減量では、割とスルスルと体重が落ちていったので、試行錯誤せずにやり方を固定していしまいました。

本当は身体の反応を見るためにも炭水化物の種類(玄米やサツマイモなど)を試したり、タンパク質の種類(牛肉の赤身や魚、イカやホタテなど)を試したり、ローカーボ(糖質制限・ケトジェニック)ダイエットを試したりするべきだったのですが、全然挑戦することができませんでした。

食べるのは「鶏胸肉」と「白米」で固定していて、1日の食生活はガチでこんな感じでした。

減量期の1日の食事
  • 鶏胸肉150g、白米150g、卵1個
  • 鶏胸肉150g、白米150g、卵1個
  • 鶏胸肉150g、白米150g
  • 鶏胸肉150g、白米150g
減量期1,800kcal程度

減量期の一般的な食事。1,800kcal

PFCバランス

PFCバランスはP:F:C=4:1:5

僕の身体には白米と鶏胸肉が合っていたようで、停滞らしい停滞もなく体重は落ちていったのですが、カーボを変えた時にどんな反応が起こるのか?タンパク質を変えた時にどんな反応が起こるのか?はわからないままでした。

減量を失敗するのが嫌で挑戦できなかったのですが、栄養素が少ないタイミングだからこそ身体への反応がわかりやすいはずなので、もっと積極的に試すべきだったと反省しています。

既に増量に入っている今からでも、試すべきだと思うので意識して炭水化物やタンパク質は種類を変えたいと思っています。

また、ダイエット方法を変えるという意味でローカーボ(糖質制限・ケトジェニック)に挑戦できなかったことも悔やまれます。これに関しては完全に勉強不足で、闇雲にやるのが怖かったです。今は書籍やYoutubeに情報が増えているので実際に試して自分の身体の反応をみるべきでした。

あくまでも聞いた話ではあるのですが、ローカーボとローファットを組み合わせた減量が身体への負荷も少なくできるらしいので、来年は是非とも試したいと考えています。

いきなり試すのは怖いので増量中のプチ減量をする時に4週間キッチリと試すなどして、感覚を掴みたいと思っています。

仕方なく自炊を始めた結果、ハマった

今回の減量の経験の中で、最も生活の役に立っていることは「自炊の習慣ができたこと」かもしれません。

これまで全く料理をしてこなかった人間ではありますが、本格的に減量をするのであれば自炊を避けることはできません。外食は基本的に脂質が多すぎですし、何が入っているかわからないものも多いです。コンビニで食事を…というのは可能ではありますが、毎食のことを考えるとコストが非常に辛いです。

計画しているカロリーと栄養素で過ごすとなると、食材を自分で選んで調理するのが最も楽でお財布にも優しいです。僕の場合は「鶏胸肉+白米+卵+ブロッコリー+キャベツ」で食事を固定していたので、驚くほどリーズナブルな減量生活を送ることができました。(笑)

調理方法もほぼ固定していました。鶏胸肉丼と減量チャーハンです。

どちらもライターをしてくださっている鈴木さんのレシピです。本当の本当に、このレシピが無かったら減量を乗り切ることはできませんでした。

鶏胸肉をしっとり柔らかく焼く方法 トレーニー必見!鶏胸肉をしっとり柔らかく焼く5つのポイントをプロの料理人に教えてもらいました。 電子レンジ1分で簡単レシピ!温泉卵で鶏胸肉の味付けバリエーションを増やそう チャーハンなのに低カロリー!ダイエット中にも食べられる簡単電子レンジレシピを公開します。

よく「鶏胸肉を食べすぎてみたくない」というトレーニーの方がいらっしゃいますが、僕は5か月近く毎日(ほぼ毎食)食べていますが、未だに飽きる気配がりません。めちゃくちゃ美味しくて、減量中でも毎日の楽しみでしたし、今でも非常に美味しく食べています。

鶏胸肉の焼き方で鶏モモ肉を焼いてみたり、クレイジーソルトで味付けしていたものをマクロが良さげなソースに絡めてみたり…少しだけ工夫をして、今でも自炊を続けることができています。僕の中で、これは凄く画期的なことなので、今後も続けていきます。

ちゃんと材料をストックする習慣さえ身に着けてしまえば、お腹が空いたからと言って外に出かける必要が無いのは最高です。お財布に優しいのも嬉しいですが、何より美味しい!!コンビニのサラダチキンが不味いと感じるようになり、全く食べなくなりました。(笑)

「食べたものが身体を作る」というのは本当なので、毎日・毎食の食事を大切にする気持ちは忘れないようにしたいです。

コンテストに向けた準備は失敗ばかりで見直す箇所が多くあります。

長くなっているので段落を分けてお伝えします。食事に続いて、コンテストに向けての準備で良かったことと悪かったことをまとめます。

ポージングは練習しないとできないです。最も良いのは撮影して確認すること

ダンスをやっている方や、センスがある方であれば話は変わってくると思いますが、センスが1ミリもない僕の感想は「ポージングはやらないとできない」です。

目で見た動きを自分では再現できているつもりでも、実際は全くできておらず、初めて自分のポージングを見た時には衝撃が走りました。(笑)

ゴールドジムさいたまスーパーアリーナ店では毎週金曜日の夜に小沼さんによるポージング講習会が行われていたので、5月末から参加するようにしました。

小沼さんの指導は結構厳しくて泣きそうになるのですが、必死に食らいついて練習を行いました。(家でも鏡の前で練習を重ねました。)

小沼さんのDVDを購入してサインをお願いした後は、優しくして貰えた気がするので、是非真似てみてください。(笑)

あと、久野さんのポージングセミナーも受講しました!

久野さんのポージングセミナー

鏡の前でポージングをするのと、鏡無しでポージングするのは別物です。最も上達を感じたのは、ポージングの様子を撮影してそれをチェックすることを繰り返した時です。

僕がこれをやり始めたのは「大会の数日前」だったのですが、この数日間で劇的に上達したと自分で思います。これはもっと早くからやっておくべきでした。

大会に出るのはしばらく先の話ですが、筋トレのインターバル中に練習したり、数か月前からちゃんと練習したいと思います。

スプレータンニングに期待しすぎるのはやめた方が良い

コンテストに向けて肌を黒くするのに、日サロでのタンニングに加えてタンニングスプレーを行いました。

日サロに通う頻度は週2で、大会前日にタンニングスプレーをお願いしたのですが、思ったほど黒くはなりませんでした。

色がそれほど黒くならなかったことに加えて、「汗をかかないようにする」・「水に濡れないようにする」といった制約が結構きつかったです。

これなら日サロを週3にしてタンニングローションでも良かったかもしれません。

タンニング前

スプレータンニング前

タンニング後

スプレータンニング後

タンニング前

スプレータンニング前

タンニング後

スプレータンニング後

ちなみに…僕位の色合いだと選手の中では、かなり白い方でした。

カーボアップは体重×10gぐらいを目指すべきだった

カーボアップは2日間にわたって行いました。両日ともに体重×6g=420g程度を狙いました。

大会3日前:7月25日(木)の食事

大会3日前:7月25日(木)の食事

大会2日前:7月26日(金)の食事

大会2日前:7月26日(金)の食事

1日目は通常の食事にCCD(クラスターデキストリン)を追加して液体で炭水化物を摂るようにして、2日目は低GIである干し芋を通常の食事にプラスしました。

ただ、反応がイマイチだったんですよね。。。恐らくカーボの量が足りなかったです。(普通にお腹が空いていましたし…)

次回は体重×10gぐらいを狙ってカーボアップしたいと思います。(ぶっつけ本番ではなく1~2週間前に試してみたいです。)

カーボアップに関してはシャクレルさんのツイートが非常に勉強になりますよ!

いつもよりもパンプしなかったのは塩分不足と練習不足が原因か?

ステージに上がる前にパンプアップをするのですが、パンプアップを始めるタイミングが少し早かったのと、いつものような張りが無かったです。

張りが無かったのは塩分不足かもしれません。大会前日の夕方ぐらいから、かなり控え目にして、当日は塩分を摂っていなかったのが良くなかったのか…パンプアップ前に少しだけ塩分を摂るなど、調整はアリでした。(控室でポテチを食べている人は結構いました。)

そしてチューブを使ったパンプアップの練習不足も感じました。いつもはやらない種目ばかりで練習不足…

カーボアップもパンプアップもぶっつけ本番の形になってしまったのが良くなかったです。

初めて大会に出ることを考えている方へ

フィジーク出場

1回しか大会に出たことがない自分が偉そうに語る権利はないのですが、大会出場前の自分に伝えるイメージで覚えておくべき内容をまとめておきます。

ボディメイクの大会に出るということは、必ず迷惑をかける。感謝の気持ちを忘れずに

コンテストに向けた減量は想像している以上に過酷で肉体と精神の両方が追い込まれます。

食事量が足りていないことで、いつもできていたことがことができなくなったり、些細なことでイライラしたり、あまり眠れなくなったりします。空腹で寝不足になると余裕がなくなり、自分中心で物事を考えてしまうことが多くなります。

ご家族がいる方であれば、ご家族に対してイライラすることもあるでしょう。逆に家族からすると食事や休日の過ごし方が制限されるので、イライラされることもあるかと思います。

独身の方でも、完全に一人で生きている人以外、何かしら人との関わりがあるはずです。仕事で急にスケジュールが変わったり、どうしても避けられない飲み会があってストレスを溜めたり。

計画通りに減量が進むことは、ほぼないですから、色んな出来事に対してイライラすることでしょう。

1つ覚えておかなければいけないことは「コンテストに出るということは、必ず周りの人に迷惑をかける」ということです。

もし大会に出ることを理解してくれて、応援してくれるのであれば、それは非常に恵まれた環境だと言えるでしょう。感謝の気持ちは忘れずに、小さなことでも言葉にして感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

息抜きの方法は模索するべき

僕は割とストイックに走り切ってしまったのですが、何らかの息抜き方法は模索するべきだと感じました。

もちろん、大会1か月前からはストイックに取り組んで問題ないと思いますが、数カ月間続く減量期間で息抜きが無いのは結構しんどいですし、周りが付いてこれないと思います。(ご家族がいたら、まず無理でしょう。)

自分自身がストイックに食事管理や筋トレができるからと言って、そのスタイルを周りに強要してはいけないですし、合わせてくれることを期待するのも危険だと考えます。

押さえるべきところはしっかりと抑えながら、抜くところは抜くスタイルを見つけたいですね。

「コンテスト出場を考えているのであれば、なるべく早い段階で出るべき」は本当

良く言われることですが「コンテストに出てみたいと思ったのであれば、なるべく早いうちに出るべき」というのは本当ですね。目的を持つことで1日1日の過ごし方が変わって、成長速度が変わります。

僕自身、コンテストに出ると決めてから身体が劇的に成長しました。

2019年7月28日の身体の様子

2019年7月28日:体重62.1kg、体脂肪率6.0%

2018年10月6日の正面からの写真

2018年10月6日:体重69.2kg、体脂肪率10.1%

2019年7月28日の身体の様子

2019年7月28日:体重62.1kg、体脂肪率6.0%

2018年10月6日の背面からの写真

2018年10月6日:体重69.2kg、体脂肪率10.1%

去年はダラダラと減量を続けた結果、体重69.2kg、体脂肪率10.1%となった時点で心が折れました。

2018年の減量 【減量失敗】残念ながら2018年のダイエットは失敗に終わりました。経過と反省点をまとめて次に生かします。

こうやって写真を並べてみると、自分でも「結構違うな…」と思います。

去年と今年では絞りのレベルが違ったわけですが、今年ここまで絞ることができたのは間違いなく「大会に出ると決めたから」です。大会に出る目標がなかったら、こんなに辛いことはできないと思います。

出場する大会やカテゴリーは「自分が参加したいもの」で良いと考えます。

僕は自分でもバルク不足であることを実感していますし、人からも「ベスボやサマスタの方が良いのでは?」と言われることもあるのですが、その意見は参考程度にして、自分が出たい大会に出場しました。結果こそ惨敗でしたが、得られたものは非常に多かったです。

初めてフィジークに出るなら…JBBFとNPCJは何が違うの?日本のフィットネス団体を合わせて紹介

団体によって評価の基準が若干違っていますし、自分が目標とするレベルの選手を生で見ることはすごく大事なことだと考えます。僕なんか、圧倒的差を見せつけられましたが、やる気がなくなるどころかモチベーションに溢れています。

また、知り合いが増えるのも楽しいです。TwitterかInstagramはやっておくべきだと思います。

僕が成長出来たら夢があると思うので、来年に向けて頑張ります!

大会出場

減量やコンテストの振り返りはこの辺にして、ここからはオフ(増量期)の過ごし方について考えていることをまとめます。

オフこそ食事管理。カロリーとPFCに気を使いながら徐々に上げていきます。

本格的な減量をしたことで増量時の摂取カロリーの重要さに気付いた話は既に書きました。だからこそ、次回の減量に入るまでは摂取カロリーを増やして基礎代謝を上げることに努めます。

脂質をたくさん摂ってカロリーを上げることは簡単ですが、単に太るだけだと筋肉にならないことは痛いほど理解したので、なるべくクリーンな食事で徐々に増やしていきます。

現在の摂取カロリーは1日3,000kcalでPFCバランスはP:F:C=3:2:5程度となっています。今のところ食べ物はかなりクリーンで、食欲は結構我慢しています。この感じであれば4,000kcal程度であればクリーンなまま増やせそうです。

タンパク質は食事から十分賄えているので、カロリーを増やすとしたら炭水化物(カーボ)が中心になると思います。1週間ぐらいの間隔で身体の状態を見ながら調整します。(1回に増やすカロリーは200kcalを想定しています。ご飯で言うと150g程度です。)

家の体重計で体脂肪率が10%を超えるまでは増やしていきたいと考えています。

10%を超えたタイミングで1か月程度のプチ減量を挟みたいです。この時に試したいのは「ローカーボ(糖質制限・ケトジェニック)」です。来年の減量時に迷いなくできるように感覚を掴むのも目的の1つです。

睡眠時間はもう少し確保したい…1日8時間寝れたら幸せになれそう。

現時点で睡眠時間は足りていません。もう減量は終わっているのですが、未だに3~4時間で目が覚めることが多いです。6時間寝れればかなり良い方という残念な感じになっています。(寝つきはかなり良いのですが、なんか起きちゃうんですよね…)

理想は1日8時間ぐらい寝たいのですが、身体が起きてしまうことに加えて、そこまで時間を確保できないという悲しい現実があります。

特にトレ後で30分でも良いので睡眠時間を確保したいところです。寝ないと大きくならないのは明らかなので、これは強く意識したいところです。

筋トレは分割法を変えて弱点強化。あと、パーソナルを受けたい。

大会後のトレーニングから分割法を変えました。

「胸→背中→肩・腕→脚・腹」の4分割だったものを「胸→背中→肩→腕→脚・腹」の5分割に変更しています。分割数を増やすと刺激を入れる期間が開いてしまうので、メインの部位の後に筋肉痛ではない部位を低重量・高回数で刺激する方法を試しています。

現在の分割法
  1. 胸+脚
  2. 背中+腕
  3. 肩+胸
  4. 腕+背中
  5. 脚・腹+肩

厳密に決めているというよりは、筋肉痛がない場所を選んで進めていくイメージです。異なる刺激を入れながら頻度を上げることをイメージしています。数か月ほど試してみて、重量や身体の変化を見ながら継続するかを決めます。

少し話は変わってしまうのですが、自分がトレーニングが下手であることを自覚しています。筋肥大を狙うのであれば、しっかりと効かせることができるようになる必要があると思うので、セミナーで勉強したり、パーソナルを積極的に受けに行きたいと考えています。

トレーナーさん選びが難しいのですが、その部分も楽しみながらできると良いですね。

合トレも積極的にやりたいです!

大会出場を決めてから身体が変わった要因の1つに間違いなく「合トレ」があります。合トレで教えてもらった種目を取り入れることで、今までと違った刺激を入れることができて身体が変わっていくことを実感しました。

身体を成長させていく上で「慣れ」は大きな敵なので、慣れさせないためにも色々な人の考えに触れたいです。(色々と経験している方のお話は参考になりまくりです。)

これまで合トレさせていただいた方は、全員素敵な人だったのでモチベーションも上がりますし、繋がることで楽しさが倍増します。いつも貰ってばかりで申し訳ないな…と思うのですが、僕からも何か返せるようになるためにも今まで以上に成長したいと思っています。

合トレしてやってもいいよ!という方がいらっしゃいましたら、TwitterやLINEの方でお声がけいただけますと嬉しいです!!

僕が成長出来たら夢があると思うので、来年に向けて頑張ります!

大会出場

2019年の仕上がり体重は64kgでした。来年は少し成長できるように日々努力を積み重ねていきます。

178cmで64kgと言うのは、かなり軽い方ですよね。普通に考えてDNA的には恵まれていないと思うのですが、ここからデカくなることができたら、非常に夢のある話だなと思うのです。もし僕にできるのであれば、誰にでもできるはずですからね。

簡単な道のりではないことは重々把握していますが、やるなら本気でやらないと楽しくないですからね。どうせやるなら楽しく、本気で!

1日1日を大切に過ごしていこうと思います。

最後となってしまいましたが、3月にコンテストに出ることを宣言してから、たくさんの方に応援のメッセージを頂きました。結果こそ予選落ちでしたが、「全てを出し切った!」と胸を張って言えるのは、応援してくださった方がいたからです。

本当にありがとうございました!!

コンテストが終わった後に「燃え尽き症候群」のようになる人もいると聞きますが、僕は1ミリもそんな気持ちにならずに、前を向くことができました。これも応援してくださっている方のおがけです。「早く実践して良い結果に繋がったものを伝えたい」という気持ちが非常に強いです。

筋トレにのめり込めばのめり込むほど楽しくできるのは、僕が発信する情報を受け取ってくださる方がいるからだよなぁ…ということを改めて感じました。僕一人だけだったら、こんなに頑張れなかったです。

これからも筋トレに全力で取り組んで、得た経験や知識はガンガン共有していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

僕の中で、コンテストに出場した結果をしっかりとお伝えしなければ次に進めないと思ったので、経験と思考を全て詰め込みました。結局、1万字を超える記事となってしまいました…(汗)ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

僕の経験が何かの役に立ったのであれば、これほど嬉しいことはありません。

ご意見やご感想、ご質問などある場合は、TwitterやLINEの方からご連絡いただければと思います。僕にわかることであれば、何でもお答えします。

ここをクリック

本当の本当に応援、ありがとうございました!