満足度98.4%のセール速報LINE >>

全トレーニーに低温調理器をお勧めする理由。具体的レシピと食事を手順別に紹介(BONIQ Proレビュー)

1時間半待てば完成です

こんにちは!小川(@result_blog)です。

新型コロナウイルスの影響で色々なことを自粛されている方は多いと思います。

その中で最も困るのが「食事」ですよね。

特に自炊が苦手で、これまで外食に頼っていた方は頭を悩ませているはずです。

理想の食事
  • 1度の買い物で数日分の食事を確保したい
  • なるべく手間をかけずに準備したい
  • 初心者でも簡単で再現できるレシピ
  • 可能であれば安く済ませたい
  • もちろん、飽きることなく美味しく食べたい
  • 栄養素のバランスを無視するのはあり得ない

今求められる理想の食事の条件をズラッと並べてみました。

「簡単で・安く・素早く・美味しく・栄養素もバッチリ」という夢のような話ですが…

実はこれ、低温調理器を活用することで実現できるのです!

というのも、僕自身がボニークプロ(低温調理器)をゲットしてから食生活がガラリと変わりました。

現在の僕の食生活
  • 安い:1食100円ちょっと
  • 簡単:1回の仕込みで12食分を用意
  • 早い:1食3分で準備完了
  • 便利:お弁当にもできる
  • 栄養◎:1食506kcal。P:49g、F:12g、C:46g(調整可能)
  • 美味しい:毎日食べても飽きない

…と、こんな感じで非常に楽をしています。

この記事ではBONIQ Proのレビューというよりは、どのように低温調理器を活用すれば、日々の食生活に役立てることができるのかを解説します。

僕自身が減量食として食べている食事ですので、この記事にまとめた食事内容をマネしていただくことで、自然とダイエットが捗るはずです。(筋トレは別途やらないとダメですよ!)

本当にお勧めなので、是非お試しください!

ここをクリック

まとめ:トレーニーは今すぐ買うべきです!

1時間半待てば完成です

想像を絶するほど記事が長くなってしまったので、先に結論をまとめておきます。

鶏胸肉をよく食べる方であれば、低温調理器は【買い】です。

一度低温調理器を使い始めると「低温調理器がない生活」は考えられなくなるでしょう。

色々なお肉を低温調理器で調理してみたのですが、最も恩恵を受けられるのは「鶏胸肉」でした。(他のお肉は、鶏胸肉と比べると元々美味しいものが多く、幸福度はそれほど上がりませんでした。)

すなわち、トレーニーは【今すぐ買った方がいい】というのが結論です。

低温調理器はソコソコ値段のするものなので、買うのに躊躇してしまう気持ちは痛いほどよくわかります。僕もそうでした。

そんな僕が今思っていることは「もっと早く買っておけば良かった…」の一言です。

この気持ちは「筋トレ」にハマった頃に持った感情と似ています。

  • こんな世界があったなんて…
  • もっと早く知りたかった…
  • もう知らなかった頃には戻れないし戻りたくない…

筋トレにハマっていない人にこの気持ちを理解してもらうのが無理なように、低温調理器に触れたことがない人にこの感動を伝えるのは難しいのですが、同じぐらいのインパクトがあることをお伝えしておきます。

特にこだわりが無いのであれば「低温調理器」・「深めの鍋」は1万5千円もあれば揃えることができます。

これは「浪費」ではなく「投資」です。(洗脳)

栄養素を選んで食べるようにするのは身体作りの基本中の基本ですし、鶏胸肉をストレスなく美味しく食べれるようになると考えれば、タダみたいなものです。(洗脳)

…と、ちょっとふざけてみましたが、本音です。

自炊を習慣とすることができれば1か月もあれば余裕で元が取れるので、是非ゲットして試してみてください!

ここをクリック

低温調理器は「自炊スキル0」の人間にこそお勧めできます。

味付けをします

まずは僕の自炊スキルから説明していきたいと思います。

ハッキリ言って、僕の自炊スキルは「ゼロ」です。

できることは「切る」と「焼く」ぐらいで、味付けはタレが無いとできません。(レシピ本の「少々」や「適量」には未だに対応できません。)

こんな人間なので自炊をするという発想を持つことが無く、これまでは基本的に食事は外食かお弁当で済ませていました。

そんな僕が食事の意識をガラリと変えるキッカケとなったのが「フィジーク大会への出場」でした。

大会出場 JBBFのフィジークに出場するも惨敗でした!2019年の減量まとめと増量期の過ごし方について

本気で減量をするとなったら、本気で食事と向き合う必要があります。日々、体重・体脂肪率を確認しながらカロリーとPFCバランスを調整する必要があるので、食事を自分で管理する必要があるのです。

自炊スキルがゼロで、途方に暮れていたところに力を貸してくれたのが、ライターをしてくださっている鈴木さん( @result_Chef )です。

鈴木さんには、これまで多くのレシピを記事にしていただいていますが、誰よりも活用させていただいているのが僕自身です。特に活用させていただいているのは下記の4つです。

鶏胸肉をしっとり柔らかく焼く方法 トレーニー必見!鶏胸肉をしっとり柔らかく焼く5つのポイントをプロの料理人に教えてもらいました。 電子レンジ1分で簡単レシピ!温泉卵で鶏胸肉の味付けバリエーションを増やそう チャーハンなのに低カロリー!ダイエット中にも食べられる簡単電子レンジレシピを公開します。 リーンバルクにおすすめのバルクアップ飯を紹介!電子レンジで簡単にできるパスタの茹で方、レシピの紹介

2019年は「鈴木さんのレシピで過ごした」と言えるぐらい活用させていただいていまして、「僕の身体は鈴木さんのレシピで出来ている」と言っても過言ではありません。

鈴木さんのレシピの良い点は「手順と分量が明確なこと」で、ここまで噛み砕いてくれれば、調理スキル0の僕でも調理することができます。(と言いますか、僕でも理解&実行できるレベルまで落としてもらいました。)

僕自身がどれだけ料理スキルが無いかを理解いただけたと思います。

低温調理器を買う決め手となったのは「鈴木さんのオススメ」

僕にとって鈴木さんは「神」のような存在なのですが、ある日、鈴木さんからこんなメッセージを頂きました。

鈴木さんからのメッセージ

お疲れ様です。

低温調理器の記事が完成いたしました!!
僕にとってかなり手応えがあり、ライターとして活動させてもらってから、1番広めたいと思った商品、記事になり得ると思います。

その分小川さんの編集も大変になると思いますが、よろしくお願い致します。
リンクの張り方や毎回まとめて下さりすみません😢

確認をよろしくお願いします。

小川さんも減量に入るとのことで、大袈裟でなく低温調理器は大会に向けての切り札になると思っているほどです!
ぜひ記事が気に入りましたら検討してみてください。

(昨年や今まで普通にフライパンで調理させてしまっていたのが、逆に申し訳なく思ってきました😭)

鈴木さんに書いていただいた記事がこちらとなります。

低温調理器 低温調理器の使い方や冷凍方法。鶏胸肉でサラダチキンを簡単調理!保存方法・期間も解説

もはや記事を編集している段階で低温調理器を購入することは決めました。(というか、買いました。)

低温調理器の選び方(必要な機能は2つ)

低温調理器の条件

低温調理器は様々なメーカーから販売されていますが、基本的な機能として必要なものは2つあります。

「温度調整機能」と「時間計測機能」です。

ウィキペディアで「低温調理」と検索すると「真空調理法」のページが出てきます。

真空調理法(しんくうちょうりほう、フランス語: cuisson sous-vide)は、1979年にフランスでジョルジュ・プラリュによりフォアグラのテリーヌの調理のため開発された調理法のひとつである。「焼く」「蒸す」「煮る」に次ぐ、第四の調理法とも呼ばれる。英語ではVacuum packed pouch cookingと表記する。

生あるいは焼き目をつけるなどの下処理を施した食材と調味液をフィルム袋に入れて真空密封し、TT(temparature time)管理の出来る調理器で材料に応じた時間と温度設定をして調理される。最高でも100℃を超えることはない。加熱後に急速冷却する必要があるが、これは細菌の増殖を抑えて食中毒を防ぐためである。90分以内に3℃以下にすることが必要とされる。冷却後、冷蔵庫などでの冷蔵保存、もしくは冷凍保存されたものは必要に応じて湯煎や電子レンジ、スチームコンベクションなどで再加熱して供する。

真空パック中で調理、調味が行われるため材料の風味や旨味を逃さず均一に調理することが可能である。空気は水より熱の伝導率が悪いため、真空にすることにより熱の伝導率が向上するからである。また浸透圧により少ない量の調味液が均等に浸透する、低温で長時間加熱することにより肉類なども柔らかく仕上げることができるなどの利点がある。これは、タンパク質の分水作用温度が68℃であることによる。タンパク質は63℃から凝固を始め、68℃から水分を分離し始める。真空調理法の特徴は、この分水作用が始まる温度以下で調理可能なことである。真空調理法は、別名“低温調理”とも呼ばれる。

引用:ウィキペディア「真空調理法」

タンパク質は加熱温度によって熱変性を起こします。

イメージしやすい「ステーキ」で考えてみましょう。

ステーキ

ステーキには「レア」・「ミディアム」・「ウェルダン」がありますが、この違いは「熱の加え具合」で生じます。熱を加えれば加えるほど水分を失い、固くなることは簡単に想像できると思います。

タンパク質は熱を加えることで熱変形を起こすわけですが、加熱温度による熱変性の起こし方は既に科学的に明らかになっています。

ステーキの例で言えば、下記の通りです。

  • レア:50℃
  • ミディアム:60℃
  • ウェルダン:70℃

プロの料理人は感覚で過熱具合を判断していますが、その熟練の技を素人が簡単に真似できるわけではありません。

そこで活躍するのが「温度調整機能」と「時間計測機能」を持つ【低温調理器】です。

調理する「温度」と「時間」を機械が管理してくれるので、設定をすれば誰でもレシピを再現することができます。

低温調理器として販売されている商品であれば、どれでも「温度調整機能」と「時間計測機能」はついているので好みや口コミ基準で選ぶので問題ないと考えます。

低温調理器の価格帯は8,000円~30,000円程度

Amazonで検索してみると低温調理器の価格帯は8,000円~30,000円ほどの幅があります。

各メーカーの商品を試したわけではないので語れることは少ないのですが、鈴木さんが購入したのはアイリスオーヤマの低温調理器「LTC-01」です。

低温調理器 ブラック LTC-01

日本の大手販売店メーカーで、付属の説明書や保証がしっかりとしている製品です。(鈴木さんのオススメ)

低温調理器 低温調理器の使い方や冷凍方法。鶏胸肉でサラダチキンを簡単調理!保存方法・期間も解説

この記事では「BONIQ Pro:ボニークプロ」を使っています。

今回、僕が購入したのは「BONIQ Pro(ボニークプロ)」という商品です。

価格は29,800円(税別)で低温調理器の中で「最高級品」と言える商品です。(普通に高い…)

ボニークプロ

ボニークプロをレビューすることにした理由は「人柱になるため」です。

どうせレビューするのであれば、人があまり選ばないものをチョイスするというのが僕の習性です。←

ここをクリック

BONIQを知ったキッカケは「マッスルグリル」の動画です

筋トレ界隈で最も有名な低温調理器は「BONIQ」でしょう。

2019年8月にマッスルグリルさんで紹介されたことで筋トレ業界でも低温調理器の存在が広く知られることになりました。

僕もマッスルグリルさんの動画で低温調理器を知った一人なのですが、問題なのは「価格」です。

動画で紹介されているBONIQは19,800円(税別)となかなか高額なので、すぐには手を出せなかったんですよね。(鈴木さんのレシピがあったので、食事自体には困っていなかったですし。。。)

ここをクリック

2019年9月にクラウドファンディングで「BONIQ Pro」が登場!

クラウドファンディング:ボニークプロ

2019年9月にMakuakeというクラウドファンディングサイトで「BONIQ Pro」が登場し、2,790人のサポートを受け8,400万円以上の支援を集めました。

本来であればクラウドファンディングで支援したかったのですが、僕がBONIQ Proの存在に気づいたのは、クラウドファンディングが終わった後だったので製品版として販売開始されるのを待って購入しました。

ここをクリック

ボニークプロの魅力は「コンパクト」・「縦置き可能」なところ

ボニークプロはコンパクト

この記事でBONIQ Proを細かくレビューをすると長くなるので端的に伝えますが、ボニークプロの魅力は「コンパクト」で「縦置き可能」なところにあります。

低温調理器は大きいサイズのものが多いのですが、BONIQ Proは非常にコンパクトです。

ご覧の通り500mlのペットボトルよりも細いです。

更に良いのが「底が磁石になっていて、磁石が付く素材であれば簡単に縦置きできること」です。

水の入れ替えなど、低温調理器を鍋から脱着する機会は意外と多いので、我が家のようにキッチンが狭い家では非常に役立つ機能です。(寝かせて置くスペースがないのです…)

磁石は強力でかなり安定感があり、簡単には倒れません。

キッチンが狭い方こそ「自立できる低温調理器」をゲットすることをお勧めします!

ボニークプロの注目機能は「Wi-Fi連携のオリジナルアプリ」(2020年4月19日時点で未実装)

オリジナルアプリ

この記事を書いているタイミング(2020年4月19日時点)では公開されていないのですが、ボニークプロではスマホアプリのリリースが予定されています。

※オリジナルアプリはBONIQ Proのみ対応の予定となっています。

どういったアプリになるかは公開されてみないとわかりませんが、低温調理器を使う上で面倒な点がクリアできれば非常に使い勝手が良くなると考えます。

欲しい機能1:各お肉のレシピや適切な温度と時間が選択できる機能

低温調理器で面倒なことの1つは「レシピを検索すること」です。

BONIQでは公式でレシピサイトが用意されていますが、調理する前に検索して温度と時間を調べるのが面倒なんですよね。

参考 最強サラダチキンBONIQ公式レシピ

お肉の種類ごとにレシピを選択できたり、推奨の温度と時間を選べると凄く楽になります。

欲しい機能2:メニュー(温度と時間)複数登録機能

もう一つは自分好みの設定を複数登録できる機能です。

低温調理器のレシピは再現性が高いですが、好みによって温度や時間が少し異なります。自分の好みのレシピを見つけたら、その設定を登録できたら、色々な種類のお肉を調理しやすくなると思います。

  • 各お肉のレシピや適切な温度と時間が選択できる機能
  • メニュー(温度と時間)複数登録機能

オリジナルアプリに、この2つの機能が実装されたら今まで以上に使いやすくなると思います。アプリの実装が楽しみですね!

(外出先から操作したり、マルチステップでの操作はあまり魅力を感じていません…)

ここをクリック

低温調理器での調理は「鍋サイズ」が重要です

低温調理器は鍋サイズが重要です

ボニークプロが届いて、家にある鍋に装着しようとしたところ「サイズが全く合わない」という問題に直面しました。

低温調理器は鍋などの容器に入れた水の温度を調整して調理するので、相応のサイズの容器が必要となります。

普段からよく料理をされる方であればちょうど良いサイズのお鍋があるでしょうが、自炊をしない方や一人暮らしの方は持っていない場合が多いと思います。

僕も持っていなかったので、慌ててイオンに買いに行ったのですが、適当に買った寸銅鍋のサイズがちょうど良かったです。(1度に調理するのが鶏胸肉6枚程度の場合)

鍋の横幅は22cm

鍋の横幅は22cm

鍋の深さは19cm

鍋の深さは19cm

幅は22cmで深さは19cmでした。(感覚で言うと15kgプレートぐらいのサイズです。)

イオンで購入した金額は3,500円ぐらいでしたが、Amazonだと2,000円を切る金額から売ってるんですね…

created by Rinker
和平フレイズ(Wahei freiz)
¥5,873 (2024/04/19 19:20:01時点 Amazon調べ-詳細)

ちゃんとした準備して買っておけば良かったです。

BONIQの通販サイトではプラスチック製のコンテナも販売されています。

別に火を使うわけではないので耐熱性の容器であればOKということですね。

大量に調理する場合は便利だと思いますが、なかなか場所を取りそうなのでキッチンを広く使える人向きでしょう。(一般家庭向けとは思えません。)

ここをクリック

低温調理器で鶏ハムを作る手順をわかりやすく解説します。

前置きが長くなってしまいましたが、僕が普段どのように鶏ハムを作っている手順を解説します。

準備するべきもの
  • 鶏胸肉6枚(1枚300g程度)
  • ジップロック(Mサイズ程度)
  • 味付け用調味料(重曹とクレイジーソルトなど)
created by Rinker
ジップロック
¥1,920 (2024/04/18 19:24:58時点 Amazon調べ-詳細)

その他、キッチンペーパーや測り、マジックなども使います。

鶏胸肉の下準備(味付けまで)

手順1
鶏胸肉を買ってきます。

鶏胸肉を買ってきます

まず、スーパーで鶏胸肉を買ってきましょう。

1度に調理するのは鶏胸肉6枚としているので、2枚入りのパックを3つ買っています。

皮を除いた状態で1枚:300gを目指す場合、1パック(2枚で)皮つき700g前後のものを買うとちょうど良いです。

手順2
鶏胸肉の皮を取ります

鶏胸肉の皮を取ります

調理のための下準備として、鶏胸肉の皮を取ります。(鶏胸肉は皮が取りやすくてラクチンです!)

手順3
余分な水分を拭き取り、ジップロックに入れる

余分な水分を拭き取ります

皮をはいだ鶏胸肉の余分な水分をキッチンペーパーで拭きとって…

鶏胸肉をジップロックに入れます

ジップロックに入れます。

これを枚数分繰り返します

これを枚数分(今回は6枚分)繰り返します。

 

手順4
味付けをします

味付けをします

お肉に味付けを行っていきます。

塩を入れることで水分が抜けてしまうという側面はあるのですが、後で味付けをするのは面倒なので(出来上がったらそのまま食べたいので)気にせずに先に味をつけています。

個人的に気に行っているのは「重曹」・「クレイジーソルト」・「クレイジーガーリック」の3つを使う味付けです。

 

手順5
適量を袋に入れて揉みます

適量を袋に入れて揉みます

重曹はマイプロ赤スプーン摺り切り一杯、クレイジーソルトとクレイジーガーリックは適当に入れます。(僕は結構入れます。)

揉みます

ジップロックを揉んで、全体にいきわたらせます。

枚数分やったら終了です

これを枚数分やったら味付けは終了です。

 

手順6
お肉の重さを測ります

お肉の重さを測ります

このタイミングでお肉の重さを測り、重さと日付をメモしておきます。

お肉の重さを測ります

袋の重さと味付け分の重さを無視していることになりますが、味付けした後じゃないと手がマジックが汚れることがあったのでこの順番となりました。

これで下準備は終了です。この状態で一晩冷蔵庫に入れておくとより味が染み込む気がします。(すぐに調理しても普通に美味しいです。)

低温調理器を使って鶏ハムを完成させるまでの手順

手順1
鍋に水を入れ、低温調理器の設定を行います

鍋に水を入れ、低温調理器を起動します。

温度と時間を設定するのですが、色々な温度で試してたどり着いたのが【61.5℃】で【1時間30分】という設定です。

61.5℃

1時間半

1枚300g程度の鶏胸肉であれば、この設定がお勧めです。是非真似してみてください!

手順2
空気を抜きながらお肉を入れる

真空状態にしながらお肉を入れます

ジップロックの空気を抜きながらお肉を入れます。

ジップロックの空気の抜き方はこの動画の方法でやっています。

真空パックにする機械は持っていませんが、全く問題ありません。

僕が使っているお鍋の場合、300gの鶏胸肉を6枚=1.8kg分でちょうど良いぐらいです。これ以上の量を調理したい場合はもっと大きなお鍋や容器が必要となります。

空いている場所に卵を入れておくと、温泉卵も同時に作れます。

手順3
1時間半待って、完成です

1時間半待てば完成です

あとは放置しておけば完成です。設定時間が終了すると音で知らせてくれます。

出来上がりの様子

完成直後の様子です。すぐに食べる場合は、このまま食べれます。

 

手順4
保存用に冷やします

保存するものは急冷します

すぐに食べないものは冷やしてから冷蔵庫に入れます。(雑菌の増殖を防ぐため)

鍋に入っていたお湯を捨てて水を入れ直し、さらに氷を入れて急冷します。

 

手順5
冷蔵庫に入れて保管します

冷蔵庫に入れて保管します

これで完成となります。4日間を目安に冷蔵庫で保管しましょう。

手順が多く見えますが、実際には「セットして放置する」がほとんどで、手間は全然ありません。

完成した「鶏ハム」と「半熟卵」の様子

実際に調理した鶏ハムと半熟卵の写真を載せておきます。

完成した鶏ハムの様子

完成した鶏ハムの様子

こちらは4月11日に同じ条件で調理した鶏ハムを冷蔵庫から取り出した様子です。

薄切りにして完成です

やることは「薄切りにするだけ」です。

味付けは既に済ませてあるので、これだけで美味しくいただけます。

1食分はタッパーに入れて保存します

300gの鶏胸肉は僕にとって2食分なので、半分はタッパーに入れて次の食事の時に食べるようにしています。

完成した半熟卵の様子

半熟卵を割った様子

鶏ハムを作る時に同時に作った半熟卵を割った様子です。

君は半熟でちょうど良いです。

君は半熟でちょうど良い仕上がりとなっています。

低温調理器での調理であれば、失敗しないので非常に楽チンです。

鶏ハムを活用した実際の食事を紹介します。

鶏ハムは「タンパク質」です。実際の食事ではタンパク質以外に炭水化物と脂質の摂取も重要ですよね。

ここで、僕が実際に食べている食事と準備手順をお知らせします。

1食506kcalでP:49g、F:12g、C:46gとなっています。

減量食

減量食

  • オートミール:炭水化物
  • 鶏胸肉:タンパク質
  • 卵:タンパク質・脂質

という構成になっているので、PFCバランスの調整は非常に簡単で、ご自身が求める栄養素に合わせて量を調整できます。

普通に美味しいですし、真似していただければ減量が捗りますよ!

食事を用意する手順

では、実際にどのように用意するかを解説します。(鶏ハムは切るだけなので割愛します。)

準備するべきもの
  • オートミール(1食60g)
  • お茶漬けの素
  • 乾燥ワカメやふりかけ昆布など

ここをクリック

炭水化物はオートミールを使い、味付けはお茶漬けの素です。

ワカメや昆布を入れると食べやすくなります。

手順1
卵とオートミールを器に入れます

卵とオートミールを器に入れます

卵1個とオートミール60gを器に入れます。

マイプロテインの場合は「ロールドオーツ」でスプーン1杯=約30gなので2杯入れます。

卵は生卵でもいいですし、(鶏ハムと同時に作った)半熟卵でもいいです。

僕は、鈴木さんから教えてもらった、「電子レンジで1分で作れる半熟卵」を使うことが多いです。

電子レンジ1分で簡単レシピ!温泉卵で鶏胸肉の味付けバリエーションを増やそう

 

手順2
味付けをします

味付けをします

このままだと美味しくないので味付けを行います。

何を入れなきゃいけないというものでもないのですが、最近のお気に入りは、下記の3点セットです。

  • お茶漬けの素
  • 乾燥ワカメ
  • ふりかけ昆布

味付け完了

お茶漬けの素が味付けをしてくれて、乾燥ワカメやふりかけ昆布はオートミールを食べやすくしてくれます。

お茶漬けの素は色々な味があるので、飽きにくいです。

この他に乾燥シイタケなどを入れるのも美味しいですね!

生卵を使う場合はこのタイミングで

※温泉卵ではなく、生卵を使う場合は、このタイミングで入れるのが良いでしょう。

 

手順3
お湯を入れて完成です

熱湯を注いで完成です。

あとは沸かしたお湯を入れ、混ぜれば完成です。

薄切りにした鶏ハムと一緒にすれば食事の準備は完了です。

 

鶏ハムは冷えたままでも美味しいですが、温める場合は加熱しすぎに注意しましょう。(水分が出て美味しさが落ちます。)

色々と試してみた結果、僕の環境では【500Wで40秒】が一番美味しく食べられました。

お弁当にすることもできます

この食事の便利なところは「お湯さえ使えればお弁当にもできること」です。

タッパーを2つ用意して、1つは「鶏ハム」を入れ、もう1つに「オートミール+お茶漬けの素+乾燥ワカメ+ふりかけ昆布」を入れればお弁当の完成です。食べる時にはお湯をかけて食べるだけです。

(流石に卵は持ち歩くのが難しいですが、ゆで卵なら持ち歩けますし、コンビニなどで簡単にゲットできます。)

1食あたりの金額は200円以下です。

  1食分 1食分
1個 20円
オートミール 60g 27.654円
鶏胸肉 150g 58.5円
合計金額   106.15円

このメニューは「安く済む」ことも大きなメリットです。

食事は1日に何回もすることですから、僕のような庶民にとって経済的に無理なく続けられることは非常に重要です。

マイプロテインのオートミールは定価が5kgで4,200円程度です。フラッシュセールで45%オフで購入すると2,300円ちょっととなります。1食60gなので83食分となり、1食あたり28円程度となります。

ここをクリック

お茶漬けの素や乾燥ワカメなどの金額を入れていませんが、その辺りを含めても1食あたり200円は切ってきます。

僕のように「毎食食べる」というのはマネできないかもしれませんが、鶏ハムさえ作っておけば準備は非常に簡単なので、朝食や昼食(お弁当)をこの食事にするだけでもお勧めできます。

全く「映えない」のでInstagramに載せることはお勧めできませんが(笑)、味は毎日食べれるぐらい美味しいですよ!

もちろん、ご飯と合わせて食べても美味しいです。

ご飯と合わせても美味しいです

鈴木さんから頂いた写真です。ご飯と合わせてももちろん美味しいです。

当たり前すぎて触れていないのですが、鶏ハムはご飯と合わせてももちろん美味しくいただけます。(味付けは十分されているので)

ご飯と合わせて食べる時の注意点は「脂質(=卵)と合わせて食べること」です。というのも、卵無しで食べてしまうと脂質がほぼ0なので栄養バランス的に褒められたものではないからです。

写真のように卵かけご飯にしたり、ゆで卵を一緒に食べるなどするのがお勧めです!

まとめ:一度使ったら抜け出せない…それが「低温調理器」です

出来上がりの様子

気が付いたら1万文字を超える記事となってしまいましたが、低温調理器を推し進める気持ちが伝われば嬉しいです。

鈴木さんともよく話をするのですが、鶏胸肉を良く食べる人間であればあるほど、一度低温調理器を使い始めると「低温調理器がない生活」は考えられなくなるでしょう。

色々なお肉を低温調理器にかけて食べてみたのですが、最も恩恵を受けられるのは【鶏胸肉】だと思いました。(他のお肉は、鶏胸肉と比べると元々美味しいものが多く、幸福度はそれほど上がりませんでした。)

すなわち、トレーニーは【今すぐ買った方がいい】というのが結論です。

低温調理器はソコソコ値段のするものなので、買うのに躊躇してしまう気持ちは痛いほどよくわかります。僕もそうでした。

そんな僕が今思っていることは「もっと早く買っておけば良かった…」の一言です。

この気持ちは「筋トレ」にハマった頃に持った感情と似ています。

  • こんな世界があったなんて…
  • もっと早く知りたかった…
  • もう知らなかった頃には戻れないし戻りたくない…

筋トレにハマっていない人にこの気持ちを理解してもらうのが無理なように、低温調理器に触れたことがない人にこの感動を伝えるのは難しいのですが、同じぐらいのインパクトがあることをお伝えしておきます。

特にこだわりが無いのであれば「低温調理器」・「深めの鍋」は1万5千円もあれば揃えることができます。

これは「浪費」ではなく「投資」です。(洗脳)

栄養素を選んで食べるようにするのは身体作りの基本中の基本ですし、鶏胸肉をストレスなく美味しく食べれるようになると考えれば、タダみたいなものです。(洗脳)

…と、ちょっとふざけてみましたが、結構本気で思っています。

自炊を習慣とすることができれば1か月もあれば余裕で元が取れるので、是非ゲットして試してみてください!

ここをクリック

//サムネイルを取得 //ここから構造化データの記述