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【書籍レビュー】部位別トレーニング法ー胸と背中、腹編ー(山本義徳業績集10 )の「背中のトレーニング法」にフォーカスしたレビュー。

山本義徳さんの電子書籍「部位別トレーニング法」

こんにちは!小川(@result_blog)です。

今回は山本義徳業績集10「部位別トレーニング法ー胸と背中、腹編ー」の「背中のトレーニング法」についてレビューした記事となっています。

前編である「大胸筋のトレーニング法」にフォーカスしたレビューを読んでいない方は、こちらも合わせてご確認ください。

山本義徳さんの電子書籍「部位別トレーニング法」 【書籍レビュー】部位別トレーニング法ー胸と背中、腹編ー(山本義徳業績集10 )の「大胸筋のトレーニング法」にフォーカスしたレビュー。

上記の記事にも書いてありますが、僕は2018年2月から山本義徳さん推奨の「マンデルブロ・トレーニング」を実践しています。まだ1か月ちょっとしか実践していませんが、筋トレにおける身体の反応が明らかに変わっていることから、すっかりと山本信者となっています。(笑)

マンデルブロ・トレーニングの概要については業績集8で解説されており、業績集9に具体的なトレーニングメニューが載っています。ですので、業績集8と9を読まずに10を読んでもいまいちピンとこないと思います。(まだ読んでいない方はこちらをご覧ください。)

マンデルブロ・トレーニング 【騙されたと思って読んで欲しい2冊】山本義徳さん提唱の「マンデルブロ・トレーニング」に出会ってメニューを一新しました。

結論:内容は少し難しいが、背中のメニューバリエーションを知るためにおススメ!

今回も先に結論からお伝えします。「背中のトレーニング法」も買いです。(実際は「胸と背中と腹筋」がセットで1冊です。)

「業績集9 ウェイトトレーニングのテクニック」にはマンデルブロ・トレーニングのメニュー例が掲載されているのですが、あくまでも例なのでパターンが1つしかないんですよね。山本さんとしては「著書で説明された原理原則に合わせてメニューを組んで活用してね」ということなんだと思いますが、トレーニングに慣れていない人にとっては自分に合わせたメニューを組むことは難しかったりします。

特に背中の種目では「チンニング(懸垂)」を活用したメニューが推奨されているのですが、僕のような初心者トレーニーにとってはチンニングは負荷が強すぎて上手くメニューをこなすことができないんですよね。(汗)

今回レビューする「背中のトレーニング法」ではメニュー例が豊富で初心者向け・中級者向け・上級者向け・超上級者向けのメニューがまとめられています。マンデルブロ・トレーニングのメニューも「中級者向け」と「上級者向け」の2つのメニュー例が掲載されています。中級者のメニューであれば、僕レベルでも問題なく取り入れることができそうだと思いました。(実践はこれからです。)

なお、書籍に書かれている内容を自分のモノにするためには、業績集8と9は先に読んでおくことが条件となります。

普通に購入しても滅茶苦茶お得な書籍ですが、「電子書籍はちょっと…」と思う方は言う方はAmazonの電子書籍読み放題サービスである「Kindle Unlimitedの30日間無料体験」を利用して一気に読んでしまう方法もあります。

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読み放題プランを試す場合は業績集8と9を読むことはもちろん、業績集1~7の食事やサプリメントについて書かれている書籍も合わせて読むことを強くお勧め致します。これはお宝情報です。

「背中のトレーニング法」の目次を拾ってみました。

問題のない範囲で「背中のトレーニング法」部分の目次を拾ってみます。(背中のトレーニング法は第二章としてまとめられています。一部、伏字としています。)

■ 第二章:背中のトレーニング法

◆背中の主な筋肉の構造
◆チンニングとラットプルダウンを攻略する
 〇グリップのバリエーション
 〇フロントかバックか
 〇握り方のコツ
 〇チンニングのできない人は?
◆ロウイングを攻略する
 〇腰に負担の掛からない・・ポジション
 〇重心は・・・
 〇引き付ける位置は?
◆デッドリフトを攻略する
 〇・・・・・デッドリフトの勧め
 〇どこまでトップサイド?
 〇デッドリフトとロウイングの違いとは?
 〇プルかロウか
 〇・・・の勧め
◆漢(おとこ)の筋肉@僧帽筋
 〇僧帽筋の構造
 〇僧帽筋の神経支配
 〇忘れてはならない菱形筋
 〇僧帽筋のエクササイズ
 〇首は・・・・・・・で!
◆背中のお勧めエクササイズ
 〇・・・・・・・
 〇・・・・・・・
 〇・・・・・・・
 〇・・・・・・・
 〇・・・・・・・
 〇・・・・・・・
◆背中のトレーニングプログラム
◆背中のためのマンデルブロ・トレーニング
 〇中級者の場合
 〇上級者の場合

引用:目次より

背中のトレーニング法は全部で8節にまとめられています。

前半は背中の筋肉とその働きについて解説してくれています。筋肉の動き方から説明してくれているので、特定の種目において「どこに注意をするか?」というポイントを学ぶことができます。ただ、文章での説明がメインとなるので内容は少しだけ難しいと感じました。僕の場合は流し読みではちゃんと理解できなかったですね。

ただ、この書籍の素敵なところは説明の後に結論をまとめてくれているところです。紹介できる範囲で紹介すると…

「初心者や女性は・・・、中~上級者は・・・」、「広背筋を主に狙う場合、グリップ幅として「・・・・」が、もっとも効果的」、「また、「・・・」のバーがある場合は、これを強力にお勧めします。」、「背中を狙う場合は・・・ではなく、・・・をお勧めします。」…などなど。

結論だけ知りたいという方のニーズにもしっかりと答えを示してくれています。

最も価値を感じたのはメニューの組み方と具体例(特にマンデルブロ・トレーニング)

背中の種目は基本的に「上から引くプル系」、「前から引くロウ系」、「下から引くデッドリフトorシュラッグ」の3種類に分けられます。問題は「どんな種目を選び」・「順番をどうするか?」ですよね。

書籍では「初心者向けプログラム(3種目)」・「中級者向けプログラム(3種目)」・「上級者向けプログラム(4種目)」・「超上級者向けプログラム(山本スペシャル・チンニング)」がまとめられています。もちろん種目と順番がハッキリと書かれているので、メニューとして取り入れることが簡単です。

そして個人的な大本命である「背中のためのマンデルブロ・トレーニング」のメニューは「筆者が特に効果的だと考える背中のエクササイズを用いたプログラム例を紹介していきます。」という文言とともに最後にまとめられています。

マンデルブロ・トレーニングのメニューは「中級者向け」と「上級者向け」の2パターンが紹介されています。正直、上級者向けメニューは僕にとってはレベルが高すぎるので、中級者向けのメニューを美味しくいただくことにしました。業績集9で紹介されているメニュー例と比較すると、順番もメニューも全然違っていることに驚きました。(これから試します。)

結論:背中トレが楽しみになる書籍です。(お勧め)

少し長くなってしまいましたが、改めて結論を伝えさせていただきます。

「背中のトレーニング法」は内容が少し難しいですが、メニューのバリエーションを知るためにも購入することをお勧め致します。僕自身、背中は弱点部位だと認識しているので、色々なメニューを試してみて自分に合う(効きを感じやすい)メニューを組み直したいなと思いました。

毎度のことながら山本義徳さんの書籍は良書ばかりです。僕自身が情報にかなりの価値をおいているという価値観の持ち主であるということもありますが、第二章だけでも650円は全然払います。真剣にトレーニングをしている方であれば、買わない理由がよくわかりません。(本音)

2018年3月現在、紙の書籍での販売はされていないので、電子書籍で読むしかないのが購入を躊躇するポイントなのかな?と思います。「いずれ、紙の本にまとまったタイミングで購入すればいいか…」と考える気持ちもわかりますが、僕はそれまでの時間のロスが勿体ないと考えます。

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普通に買っちゃっていいと思います。電子書籍に抵抗がある…という方はAmazonの電子書籍読み放題サービスである「Kindle Unlimitedの30日間無料体験」を利用することでリスクなしで試し読みができます。

実際に試してみて、「電子書籍は自分には合わない」と思ったら解約して紙の書籍になるのを待てば良いですし、試し読みして内容に惚れたら、改めて購入するのでも良いでしょう。(恐らく、多くの人が内容に惚れて業績集1から読み込み始めるはずです。)

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僕が現在取り入れているトレーニングメソッドは「マンデルブロ・トレーニング」だけです。本気で筋肥大を狙っている方は騙されたと思って取り入れてみることをお勧め致します。やはり筋肉のことはデカい人の話を聞くのが一番です。

それでは、良い筋トレライフをお過ごしください!