こんにちは!小川(@result_blog)です。
新潟県見附市という人口4万人の地方都市で、パーソナルジム「CLASSIC GYM」と女性専用24時間ジム「ココカラジム」を運営しています。
この記事は、パーソナルジム経営に限界を感じている方に向けて書いています。
- 集客しても集客しても売上が安定しない
- 結果を出すほどお客様が「卒業」していく
- 優秀なトレーナーほど独立して辞めていく
- スタッフに満足のいく給料を払えない
- 毎月の資金繰りで頭がいっぱい
こんな状態になっていませんか?
もし当てはまるなら、最初にお伝えしたいことがあります。
それ、あなたの努力不足じゃないです。
僕自身、2021年にノリと勢いでパーソナルジムを開業して、地獄を見ました。
神頼みマーケティング(HPを作って待つだけ)で月商10万円。大赤字。値下げしたら更に売上が下がって月商8万円。スタッフに任せたら崩壊。何をやっても上手くいかない日々が続きました。
でも、失敗を重ねる中で気づいたんです。
自分の努力が足りないんじゃなくて、パーソナルジムというビジネスモデル自体が「構造的な欠陥」を抱えているんだと。
この記事では、僕が失敗から学んだ「パーソナルジムが儲からない本当の理由」と、それを乗り越えるために僕がたどり着いた「答え」を共有します。
目次
パーソナルジム「単体」が儲からない3つの構造的理由

パーソナルジムを始めることは、それほど難しいことではありません。
僕自身がノリと勢いで始めたように、素人でも何とかなってしまうものです。
だからこそ、雨後の筍のごとくパーソナルジムがどんどんできています。でも、ひっそりと営業を辞める店舗も山のようにあります。
「開業の簡単さ」と「軌道に乗せる難しさ」のギャップ。
その原因は、パーソナルジムというビジネスモデルが抱える3つの構造的な問題にあります。
①「卒業モデル」の矛盾——成功するほどお客様がいなくなる
パーソナルジムの本質は「お客様を成功させること」です。ダイエットを成功させる。筋肉をつける。正しいフォームを身につける。
でも、考えてみてください。
お客様が成功すればするほど、お客様はジムを「卒業」していきます。
真剣に向き合い、結果を出せば出すほど、お客様がいなくなる。これは「穴の空いたバケツに水を注ぎ続ける」ような構造です。常に新規集客をし続けなければ、売上を維持することすらできません。
田舎では特に深刻です。人口が少ないので、新規集客だけで成り立つモデルは早晩限界を迎えます。
僕は「ボディメイクの基礎を習得してもらう、卒業前提のパーソナルジム」を作ることが田舎のパーソナルジムの正解だと考えています。
お客様にとってはベストな形です。
でも、ビジネスとしては「積み上がりにくい」という致命的な欠陥を抱えることになったのです。
②「売上の天井」問題——労働集約型の限界
パーソナルトレーニングは「1対1」で提供するのが基本です。
つまり、物理的に売上の上限が決まっています。
- 1日に対応できるセッション数の限界
- 1セッション単価の市場的な上限
どんなに頑張っても、1人のトレーナーが稼げる売上には天井があるのです。
僕の体感では、田舎でのパーソナルジムの幸せラインは「週25時間労働で月商80万円」ぐらい。
これ以上を目指そうとすると、ちょっと忙しい。詰め込み営業になって疲弊するか、トレーナーを増やすしかありません。
でも、トレーナーを増やしても問題は解決しません。次の問題が待っているからです。
③「独立した方が良い」問題——優秀な人材が去っていく構造
パーソナルジムのビジネスモデルに売上の天井があるということは、雇えるスタッフに払える給料にも天井があるということです。
店舗運営には家賃や諸経費がかかるので、一般的に払える報酬は「粗利の3割」程度が限界。
でも、雇われているトレーナーからすると「毎月100万円売り上げているのに月30万円しかもらえない」と感じてしまいます。
パーソナルジムの開業ハードルは高くないので、「だったら自分でジムをやろう」と独立する人が続出します。
あるいは「まずはお金をもらいながらノウハウを学び、経験を積んでから独立しよう」と考えて入ってくる人もいます。
雇った側からすると「やっと教育が終わって、これから回収!」というタイミングで退職されてガッカリ…
しかも、そのトレーナーが近場にお店をオープンして、既存顧客をごっそり持っていってトラブルになった、という話もよく聞きます。
僕がたどり着いた結論——「パーソナルジム単体では構造的に無理」

2024年9月に「パーソナルジム経営に失敗した」という記事を書きました。
あの時点では、まだ「パーソナルジム単体でどう生き残るか」を模索していました。
- サービスの質を上げる
- 単価をアップする
- スタッフ教育を強化する
そんな方向性で考えていたのです。
でも、1年半かけて色々と試した結果、たどり着いた結論は違いました。
「構造を変えない限り、無理」
努力の方向が間違っていたのです。
パーソナルジムというビジネスモデルの中で問題を解決しようとしていたこと自体が、間違いでした。
解決策は「24時間ジム」という受け皿を持つこと

僕がたどり着いた答えは、「パーソナルジムと24時間ジムをセットで運営すること」です。
ヒントは、自分でもやっている「不動産賃貸業(大家さん)」にありました。
不動産には「売買」と「賃貸」があります。
長年営業を続けて大きな会社になっている不動産屋さんは、売買と賃貸の両方をやっています。売買で大きな利益を上げ、その利益で収益物件を購入して賃貸収入を積み上げる。
この概念を持ってきて、パーソナルジム(CLASSIC GYM)とは別に、24時間ジム(ココカラジム)を開業しました。
24時間ジムは、パーソナルジムが抱える3つの構造的問題を補完してくれます。
① お客様との関係を「一生」続ける仕組み
パーソナルジムでボディメイクの基礎を身につけたお客様は、卒業後に「自分で実践する場所」が必要です。
24時間ジムがあれば、卒業=サヨウナラではなく「次のステージ」を用意できます。
卒業しても関係が続く。お客様にとっても、僕にとっても、安心できる形です。
② スタッフの売上上限(アッパー)を外す
24時間ジムの会費収入は、「トレーナーの稼働時間」に縛られません。
パーソナルトレーニングの売上+24時間ジムの会費管理を組み合わせることで、「時間以上の売上」を生み出せるようになります。
高い給料を払える → 優秀な人材が残る → サービス品質が維持される
という好循環を作れます。
③ 経営の安定化(固定収入の確保)
パーソナルジムは閑散期と繁忙期が明確にあり、季節変動や経済状況の影響も受けやすい「安定しにくいビジネスモデル」です。
でも、24時間ジムの会費は毎月一定額が入ってきます。
- 24時間ジムの会費 → 固定収入(基本給の原資)
- パーソナルジムの売上 → 変動OK(賞与・歩合・利益)
この組み合わせで、毎月の資金繰りの不安から解放されます。
「併設」vs「別拠点」——どちらを選ぶべきか

「パーソナルジムと24時間ジムを一緒にやる」と聞くと、多くの人は「併設」をイメージすると思います。
確かに、理想は「併設」かもしれません。
でも、現実的に考えると、併設には大きなハードルがあります。
初期投資が巨大なのです。
まとまった面積の物件を借り、24時間ジム用のマシンを揃え、セキュリティシステムを導入する。
初期費用で数千万円は覚悟しなければいけません。失敗した時のダメージが大きすぎます。
僕が選んだのは「別拠点(サテライト)」戦略です。
パーソナルジムから車で5分ほどの場所に、小規模な空き店舗を借りて24時間ジムを開業しました。
初期費用は、併設よりもずーっと抑えられました。(想像しているよりもずっと少ない金額だと思います。)
「致命傷にならない規模」でスタートする。
これが、田舎でジム経営を続けていくための現実的な選択肢だと考えています。
あなたの状況に合った「次の一手」を考えませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事で書いたのは、あくまでも「僕の場合」の解決策です。
あなたの状況、エリア、資金状況、目指す方向によって、最適解は異なります。
- 24時間ジムを別拠点で作るのが良いのか
- 既存のビジネスモデルを改善すべきなのか
- そもそも撤退した方が良いのか
正直なところ、状況を聞かないと何とも言えません。
ただ、1つだけ確信を持ってお伝えできることがあります。
「撤退」を決める前に、「構造を変える」という選択肢を検討してみる価値はあるということです。
僕自身、何度も「もう辞めようかな」と思いました。
でも、ビジネスモデルを根本から作り変えたことで、見えてきた景色が変わりました。
個別でお話を聞かせてください

「地方都市でパーソナルジムを経営しているけど、上手くいっていない」
そんな方がいらっしゃったら、一度お話を聞かせてください。
僕は今、「地方都市でのパーソナルジム経営の答え」を完成させたいと思っています。
新潟県見附市という人口4万人の都市で、立地最悪の場所から試行錯誤して作り上げた仕組みが、他の地域でも通用するのかを確かめたいのです。
お互いの状況を共有して、何かヒントになるものがあればお伝えしたい。
僕自身も、他の地域の状況を聞くことで学びたい。
そんな想いです。
「話を聞いてみたい」という方は、下記のLINEからご連絡ください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
失敗ばかりの経験ではありますが、同じように苦しんでいる方の何かのヒントになれば嬉しいです。
以上、チカラコブ株式会社の小川でした。
それでは、また!
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